よしなしごと

よしなし‐ごと【由無事・由無言】つまらないこと。益のないこと。たわいもないこと。とりとめもないこと。

ここんとこの、買ったり読んだりした本。

もう一軒 おつまみ横丁-さらにおいしい酒の肴185 (池田書店の料理新書シリーズ)

もう一軒 おつまみ横丁-さらにおいしい酒の肴185 (池田書店の料理新書シリーズ)

1冊目のがよかったので、2冊目も。少ない材料で、ぱぱっと作れて、美味しいのがいい!

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源氏物語―天皇になれなかった皇子のものがたり (とんぼの本)

源氏物語―天皇になれなかった皇子のものがたり (とんぼの本)

芸術新潮2008年2月号の特集と同じもの。

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サザエさんの東京物語

サザエさんの東京物語

著者は、『サザエさん』の作者、長谷川町子の妹さん。生まれ育った福岡、戦後の東京での長谷川家の母+三姉妹の生活が、淡々と、ユーモラスに語られます。著者が千葉敦子さんの本の編集に関わっていたことは、この本で初めて知りました。10年以上前かなぁ、千葉敦子さんの本をまとめて読んだ時期があったので感慨深いものが。でも一番衝撃だったのは、著者が、60歳を過ぎて、「だんご三兄弟」ならぬ「串団子三姉妹」から抜け落ちて独立を果たしたこと。上ふたりの姉たちとの関係を悪くし、数十億の遺産を放棄し、最後は町子さんが亡くなったことさえも連絡がもらえなかった、それでもなお、自由−ふたりの姉からの独立を貫いた洋子さん。最後の章がこんな重い話で締めくくられていて、それが洋子さんの意図したことかどうか知るよしもないけど、何らかのメッセージが込められているように思えてなりませんでした。また、今の日本で『サザエさん』は多くの人に愛されていると思うけど、この作品が閉じられた家族関係の中から生まれたと思うと、そのギャップにとまどいを覚えざるを得ませんでした。

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タニアのドイツ式キッチン―合理的であたたかな、料理と台所のつくり方』がよかったので、こちらの本も買ってみました。今ではすっかりタニアさんの、ひいてはドイツというお国のファンになってしまいました。シンプルなのに豊かな感じがするのはどうしてかしらん。タイミングよくNHK教育の「住まい自分流」でタニアさんのご自宅が紹介され、お部屋やキッチンの様子など、写真ではわかりづらい細かいところがよくわかってとても参考になりました。

で、さっそく真似して買ってみたドイツ製のはたき。出しっぱなしにしていても様になる日用品。柄がしっかりしていて、毛の部分はやわらかくて、さすがドイツ製!


このブラシは楽天のここでみつけました。

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フィガロ ヴォヤージュ ドイツのやさしい暮らし (FIGARO japon voyage)

フィガロ ヴォヤージュ ドイツのやさしい暮らし (FIGARO japon voyage)

ドイツつながりでこんな本も。

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ブランジュリタケウチ どこにもないパンの考え方

ブランジュリタケウチ どこにもないパンの考え方

大阪ですごく人気のあるパン屋さんらしいです。レシピ本じゃなくって、著者がこれまでどんな風にパンを作ってきたか、どんな風に新しいパンを生み出すのか、ということが、美味しそうなパンのたくさんの写真とともに語られてます。まだ全部読んでいないけど、じっくり読んで、それからこのお店を訪れてみようと思います。