よしなしごと

よしなし‐ごと【由無事・由無言】つまらないこと。益のないこと。たわいもないこと。とりとめもないこと。

今回のおみやげ。


白山陶器のジャムポットと一輪挿し。本社ショールームはお休みだったけど、波佐見の「くらわん館」にて購入。ジャムポットには梅干しを入れてみました。映画「めがね」を観ていたら、宿のご主人が梅干しを「梅はその日の難逃れ」とタエコ(小林聡美)さんに勧めてたのがすごくよくて、真似っこしたくなっちゃったのだ。「私は梅干しは食べませんからっ!」と拒否していたタエコさんが最後には自分から食べるようになるその変化がいい感じだった。映画に登場する器は升のような形で一つの角にちいさなシーサーがちょこんと座ってるの。この器もかわいかったな。


同じくくらわん館にてお湯飲み。好きな柄でうれしい〜。この湯飲みで夫婦揃ってお茶を飲める日は、いつやってくるのだろーか?

ところでこのくらわん館の2階は波佐見焼の歴史がわかる展示(陶芸の館)があって、素朴で原始的な焼き物が時代の流れとともにどんどん洗練されていくのがよくわかりました。お酒や醤油の輸出用容器のコンプラ瓶は一つ手元に持っておきたい感じ。絵付けの動きをするお人形(源さんっていうんだって)がいやにリアルで、時々何かをつぶやくように口を動かすのがほんとの生きてる人間みたいでちょっとコワかったです。


お湯飲みと一緒に写っているのが、岩田屋で買った「蜂楽饅頭」。5-6人並んでたけど、どんどん焼き上がるしすぐに順番が回ってくるだろうと思っていたら、とんでもない! 「白、20個入りを2箱と、別に黒4個と白2個」なんて大量買いするお客さんが続いてかなり待つことに。それでも待った甲斐がありました。餡が絶品なのです。とろりとした柔らかい餡はこっくりと甘く、それでいてむつこくもなくて、何個でも食べられそうな美味しさ。名前の通り、餡に蜂蜜が使われているとのことだけど、それが美味しさのヒミツかな? 関西にも「御座候」という二重焼きがあるけど、断然こちらのほうが好みでした。特に白餡のおいしさにはびっくり。


同じく岩田屋にて、プチプチマスタード。大分にあるファインド・ニューズという会社のもので、大阪近辺では売っていません。されこれで何をお料理しましょうか。楽しみ楽しみ。

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空港で、稚加榮の和牛肉まん、みろくやのちゃんぽん博多とおりもんなどを購入予定だったけど時間がなく断念。次のチャンスには是非。