よしなしごと

よしなし‐ごと【由無事・由無言】つまらないこと。益のないこと。たわいもないこと。とりとめもないこと。

あんパンとクリームパン。

うちのオーブンレンジはナショナル。お菓子を焼く時はさほど困ったことはなかったんだけど、パンはどうにもこうにも思うような焼き色が付かない。なんでだろう、何が悪いんだろうとあれこれ悩むこと数ヶ月。。。こりゃァうちのオーブンの火力が弱いんでないかい?と思うようになった。

オーブンの温度と焼き時間は、レシピ本の指定通りでOK!ということはまずなくて、何度か試行錯誤を重ねてようやくこれっていう温度がわかってくる。以前からうちのオーブンは温度が低いよなあと思っていたんで、高めに設定することが多かったんだけど、それでもせいぜいレシピ本より10℃か20℃上げるくらい。だから、パンの時も、180℃って書いてあれば200℃で焼いていたんだけど、どーも焼き上がりがぬるい! それで思いきって220℃で焼いてみたのがこの写真。おぉおぉ、ちゃんと焼き色がついたではないですか。

指定よりも20℃も上げるのだってかなり勇気がいるのに、40℃も上げるなんてすっごい冒険! 菓子パン用の生地は砂糖とバターが多めに入るので、焦げ色が付きやすく、たいていのレシピ本には180℃で焼けと書いてある。それを220℃で焼いてようやくこれなんだからなあ。(ちなみにこの時は220℃で7分、200℃に下げて5分。)

これで焼きに関しては問題解決の糸口が見えてきたので、あとはたくさん焼いて自信をつけるのだ〜。それにしてもパンは成功(失敗)の要因がいろいろありすぎて難しい。あーでもない、こーでもないとあれこれ考えるのは好きだけど、それだけにイメージ通りに仕上がらなかったときのショックの大きさといったら。もう2度と作るもんかっ!と思ってしまう。それでもオーブンの中でふくふくとふくらんでいくパンを眺めているのはほんと楽しいです。焼いているときの香りも、焼き上がったのをむぐっと割ってぱくっと食べるときも。