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心地よい暮らしのシンプルキッチン

こんな風にテキパキと判断ができるといいなあ、と、ため息をつきつつ読む。食器は白、カトラリーは3の倍数、鍋の蓋はガラス製、「あったら便利」は「無くても困らない」、花器はいらない、などなど。竹を割ったような気っ風のよい提案が次々と。自分でこんな風なルールなり価値基準を作るのがまずは目標だな。なかには「ここまでせんでも」という項目もあるけれど、大いに参考になる事項の多い1冊でございました。

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この本の中に、

主婦を20年以上やっていれば、「このジャムは絶対においしい」ぐらいの眼力がつきます。

という一節があるのですが、まあ眼力というほどでないにせよ、「あ、これ、好きかも」とセンサーが反応することはままありまして、このマーマレードは数日前に入手したモノ。

サーズデーコテージのピンクグレープフルーツのマーマレード。マーマレードというと、「苦み」が美味しさのうちだけど、このマーマレードは「マーマレードの苦み」じゃなくて、「グレープフルーツの苦み」がとっても爽やかで、「ピンク」グレープフルーツ特有の甘みがぎゅっと詰まってて、自分の中では大ヒット。自分で作った杏ジャムそっちのけで毎日食べてます。こういう出会いは本当にうれしいなあ。ここのレモンカードも美味しそうなので、そのうち入手してみようと思います。