よしなしごと

よしなし‐ごと【由無事・由無言】つまらないこと。益のないこと。たわいもないこと。とりとめもないこと。

久しぶりに近所の公園へ鳥見がてらの散歩に出掛ける。カラの群れにあちこちで遭遇してとっても幸せだったんだけど、ついうっかりジーンズのまま家を出ちゃったので、足全体が冷えて寒いこと寒いこと。あれはぜんぜん保温性がないからね。いつもはハイキング用のあったかズボンをはいて出るのに、それさえも忘れてしまうくらいの久しぶりの鳥見だったっていうのが最大の反省点。バーベキューの人たちがいなくなったので、歩くのは苦じゃなくなってきた。あの匂いは空腹じゃなくても食欲を刺激して、一種の暴力みたいなもんだと思う。


鳥見に行った!という証拠程度だけど……、エナガ


夜、テレビで「華麗なる一族」を見る。テツは原作も読んで準備万端。原作と違うところを指摘したり、時代背景の解説や登場人物の説明を語ったりと、やけに張り切っていた。工場のシーンで「炉前であんな格好はおかしい!」「原作の設定よりも炉が大きすぎる!」などとダメ出しを繰り出していた割には、木村拓哉演じる鉄平が他社の高炉を見上げつつ我が工場にも高炉を建設するんだ!と決意するシーンでは、「こんなにかっこよく高炉を撮ってくれて…」としみじみうれしそうだった。やっぱり高炉って鉄鋼会社のシンボルなんだよね。。。だから、鉄鋼マンは皆心に自分の高炉を持っている。工場勤務じゃなくても。テツも忘れずにちゃんと持ってたんだなあと、再発見の夜であった。

というわけで、テツのお下がりの「華麗なる一族」を読み始め。