よしなしごと

よしなし‐ごと【由無事・由無言】つまらないこと。益のないこと。たわいもないこと。とりとめもないこと。

3度目の正直で某グラントが内定となった。ので、その事務手続きその他に関する説明会@市ヶ谷に出席した。この度の研究は国からの委託。これまで委託費は科研費に比べるとどうも扱いが難しく苦手だった。けど、文科省のお役人から直接説明を受けてその理由がよくわかった。総論から順に系統立って話をしてくださったので、これまで各論で四苦八苦していたその謎が解けたような気がした。要するに彼らは常識的にお金を使いなさい、と、言っているだけなのだ。研究のためのお金なんだから、研究が円滑に進められるように、普通の使い方をしてください。規定でがんじがらめにしたくはないんですよと。けど、この世界には拡大解釈、というか、どう考えてもそれ研究じゃないでしょ、というようなお金の使い方をする人がいて、そういうのにはきちんとチェック機能を働かせますよ、ということなのだ。大切なのはきちんと計画を立てることとそれに従ってきちんと管理をすること。当たり前のことだけどその当たり前のことがすごく大事だということがよくわかった。あと、これはメモ取らないでねと、某大学のトンデモな例をいくつか聞けたのが面白かった。

説明会までに時間があったので、靖国神社に行ってみた。遊就館に入ってみようかなと思ったけど、外からゼロセンみたいなのが見えたりと、なんだか戦争賛美みたいな雰囲気がプンプンで入ってみる気がしなかった。けど、いつかはちゃんと見ておかなきゃ、とも思う。境内には白いハトがいっぱいいた。あと、ここのスズメは全然ヒトをおそれなくで、ベンチに座っていたらわらわらと集まってくるのであった。そんないじらしい目で見つめられると、何があげたくなっちゃうではないか。頭上でカタカタカタと音がしたので見上げたら、ヤマガラがしきりに何かの実を割ろうとしていた。その他、コゲラシジュウカラなどもたくさんみかけたので、本殿の奥の方まで行けばもっといろんな鳥が見られただろうなあと思う。