「旅行人2005年夏号−シベリア鉄道」/「犬が星みた」/「シベリア鉄道9400キロ」/「シベリア漂流―玉井喜作の生涯」
休みの間に読んだ本。
アフリカ関係の本を何冊か読んで、その反動、というわけでもないけれど、次はシベリア鉄道。
最初にシベリア鉄道に乗ってみたいと思ったのは、数年前、武田百合子さんの
『犬が星見た (武田百合子全作品)』を読んだ時からなんだけど、実際は百合子さんがシベリア鉄道に乗ったのはほんの一部で、あとは飛行機での移動。それでもシベリア鉄道の印象は強く残っている。
あとは、
- 作者: 宮脇俊三
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1985/10
- メディア: 文庫
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とか。
今読んでいるのは、
- 作者: 大島幹雄
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1998/11
- メディア: 単行本
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小学生くらいの頃かな、とにかく「ソ連はコワイ国」という印象でしかなかった。国にとって都合の悪い人が連行されて強制労働させられている、そういうことが平気でできる国なのだと思っていた。なかでも「シベリア」という言葉はその語感からも絶望的に寒くて、人間の住む場所じゃないようにイメージしてたっけ。この本を読んでいると、その幼い頃のイメージそのままがよみがえってくるようで、面白いような怖いような。