よしなしごと

よしなし‐ごと【由無事・由無言】つまらないこと。益のないこと。たわいもないこと。とりとめもないこと。

tsunmemo2006-02-05

関空の展望ホールSky Viewへ行く。いろんな飛行機が次から次へと旅立ち、あるいは到着するのは、見ていて楽しい。離陸する順番を待つのに、飛行機が行儀よく4機5機と整列していたのがなんともユーモラスだった。なにもかもが新鮮に感じる初心者をよそに、常連さんたちは「最近はチャーター機が来ないからつまらん!」と嘆いているのを微笑ましく聞く。

「わくわく関空見学プラン」というツアーをやっていたので、「間近で飛行機が見られる!ダイナミック関空体験」コースというのに参加してみた。参加費500円で、使い捨てカイロや絵はがき、ステッカーなどをお土産にいただく。管制塔や貨物ヤードはバスの中から見るだけだけ。途中、ジェットエンジンの点検をするところに紅白のフェンスがあったんだけど、それがないとジェット気流でまわりの船が転覆してしまう、というガイドさんの説明が面白かった。2期空港島では島全体を見渡せる展望台へ登る。最後に北進入灯の近くに連れて行ってくれて、着陸する飛行機を真下で見ることができた。普段入れない所に入るというだけでわくわく。すぐそばの麻薬犬訓練施設から犬の鳴き声が響いていた。


展望ホールより連絡橋をのぞむ。

夫は「鉄系」が心底好きらしく、鉄道、車、飛行機なんかで私が抱く程度の疑問にはたいては答えてくれる。関空でもその雑学的知識を遺憾なく発揮して、あれこれと蘊蓄を傾けていた。しかも、「あなたがあそこへ行く時に乗った飛行機はこれこれ、自分がどこそこに行く時に乗ったのはこれこれ」と記憶しているのにはそのヲタ度にくらくらしたのであった。相変わらず私はMDとBoeingの区別すらつかない間抜けっぷり。

夫が昼食にビールを飲んだので、帰りは私が運転。ごく普通に、至極安全に運転しているのに、100kmを越えると助手席で夫が体をこわばらせるのはどういうわけか。それを感じさせないように振る舞ってくれるのはうれしいんだけど、筋肉が緊張しているのは否が応でも伝わってくるんだよね。「大船に乗ったつもりでいなされ」とまで言うつもりはないが、もう少しリラックスしていていただけないものか?

晩ご飯は、サーロインステーキ(キャベツの千切り・水菜・カイワレをつけ合わせに)、ポテトサラダ、まぐろのぶつ切り。