よしなしごと

よしなし‐ごと【由無事・由無言】つまらないこと。益のないこと。たわいもないこと。とりとめもないこと。

金曜日の仕事が3月でいったん終わることになった。ボスが透析を受け始めることになったため。病気のことは知っていたから近い将来そうなるだろうと思っていたけど、こんなに急とは思っていなかった。話の中で、いろいろと考えていた計画を全部断念することになり、とてもつらい、と言っていた。海外旅行も行けないなあと。ボスの下で働き始めて丸7年。初めて弱音を聞いた気がする。ちょっと前まで、牽引車のようにぐいぐい若いドクター達を引っ張り、自分も上へ上へとずんずん登っていっていたのが、ウソのようだ。それでも淡々とこれからのことを考えたり、段取ったり、後任のことを考えたり、私のような末端の者の心配までもしてくれて、ほんとうにすごいなあと思った。自分の席に戻っても、何度となく話したことが蘇って仕事の手も止まりがちだった。

晩ご飯は、ドライカレー(NHKの「きょうの料理」を何気なく見ていて、マロンさんが紹介していたレシピでやってみた)と、エビマヨのサラダ(アールエフワンのを買って帰る)。