よしなしごと

よしなし‐ごと【由無事・由無言】つまらないこと。益のないこと。たわいもないこと。とりとめもないこと。

7時起床。朝食はホテルお決まりのバイキング。食事のあとビーチを散策。砂浜の砂はほわほわしている。珊瑚のかけらがたくさんおちている。小さい貝殻と一緒に拾って宝物とする。

東海岸を南下して海中道路へ。太平洋の風景は、昨日見た東シナ海の雰囲気と少し違って見える。風雨が激しくなってビニール傘を1つお釈迦にしてしまう。

キャンプ・ハンセン、ゲート前の繁華街(?)でタコライス(タコスの具がご飯の上に乗っかっている)の昼食。昨日は「琉球王国」という一面を見たけれど、ここでの風景はまさに「基地の街」であった。観光客に混じって米兵たちが次々と買い物(テイクアウト)に来ていた。流暢な英語で接客する店の女の子たち。米兵に連れられたフィリピーナたち。いろいろな顔を見せる沖縄。いろいろな矛盾が同居する沖縄。

ふたたび北上して辺戸岬へ。切り立った断崖絶壁の向こうに与論島が見えた。

ホテルへ戻ってビーチサイドの展望風呂へ行く。雨で冷え切った体が芯まであたたまって、体の調子も戻る。なかなかよい気分。

夕食は同じくホテル内の沖縄家庭料理を出す居酒屋へ。食べてみたかったあれもこれも頼んでみる。ゴーヤチャンプルー、ソーキのトマト煮、ラフテー、ターム揚げ、テビチ、スーチカー、ミミガー、トーフヨー、などなど。〆にアーサのお茶漬け。どれも皆美味しい。体が暖まっていたせいか、生ビール中ジョッキ1杯でいつになく酔っぱらってしまう。夫は泡盛をあれこれ注文してはご機嫌で、娘はシークヮーサーのサワーをちびちびと舐めていた。気持ちよく酔ったせいか家族の誰よりも早く9時頃には寝入ってしまう。