よしなしごと

よしなし‐ごと【由無事・由無言】つまらないこと。益のないこと。たわいもないこと。とりとめもないこと。

出勤前にふと窓から外を見るとすごい雪! 娘が出掛ける時はなんともなかったのに。様子を見ると、道路には積もっていないし、車も自転車も普段通りに走っていたので、これなら大丈夫かなと車で出発する。と、みるみるうちにどんどん雪が積もってあっという間に轍を隠してしまった。これじゃあダメだと見切りを付けて引き返す。車を置いてバス停へ向かう。バス停では多くの人が待っていたけれど、この調子だといつ乗れるか見当が付かないので、運良く拾えたタクシーに女性3名と乗り合って最寄りの駅へ向かう*1。駅への道は大渋滞。しかも、運悪く坂道で立ち往生している車に道を阻まれ、坂道の途中で止まってしまう。そうなったら最後、運転手さんがどんなにアクセルを踏もうとも、タイヤは煙を上げながら空回りし続けるのであった。それまでの道中で連帯感が形成されていた女性4名、立ち上がりましたとも! 果敢にも車を降りて皆で後ろから押したのだ。その甲斐あってタクシーは坂の上まで無事登り切った。そのあとは順調に走って、駅へたどり着けた時には11時になっていた。

少し早めに職場を出させてもらって、タクシーで帰宅。急いで荷物を詰めて早めに新大阪へ向かう。新大阪発の「のぞみ」が定刻に発車したまではよかった。多少の遅れは覚悟していたけれど、岐阜羽島の手前でとうとうストップ。三河安城駅構内のポイント故障だという。1時間くらい待ってようやく動き始めるも、動いたり止まったり。その間も雪はしんしんと降り積もり続けていた。雪が消えたのは浜松駅手前で、その先は「こんなに速く走って大丈夫?」って心配になるくらいぶっ飛ばしてくれたけれど、東京駅に着いたのは3時間以上遅れの25:30分であった。乗車時間約6時間。飛行機ならシンガポールへ行けてたな。車内では「休憩列車」の案内アナウンスが流れていた。タクシー乗り場の長蛇の列にびびりつつ、忘年会をキャンセルして迎えに来てくれた夫の車で寮へ。27時就寝。

*1:あとで話を聞くと、ダイヤの表示板に「運行休止」の紙が貼ってあったそうだ