よしなしごと

よしなし‐ごと【由無事・由無言】つまらないこと。益のないこと。たわいもないこと。とりとめもないこと。

7:30起床。ぐだぐだとテレビを見ながら支度し、9:00過ぎにホテルを出る。コメダ珈琲小倉トーストのモーニング。トヨタレンタで車を借りる。シルバーのパッソだった。カーナビがしろちび号のと同じだったのでホッとした。画面の配色なんかがちょっと違う。博物館明治村に向かう。

北のゲートから入ると、ちょうど蒸気機関車が到着したところだった。石炭の煙の臭いの懐かしいこと。歩き始めてすぐフランク・ロイド・ライトの帝国ホテル正面玄関。壁面の恐ろしく細かい造作、窓ガラスに貼られた金箔が太陽の光を浴びてきらきらと反射する。シックなのに華やか。ウエディングフェア開催中らしく、二頭立ての馬車に乗った花婿花嫁登場。モデルさんらしい。花嫁は白無垢に同じく白の長いレースのベールを頭から背中側に流してて、なんともレトロでモダン。何気なく入った聖ザビエル天主堂ではステンドグラスから差し込む光の美しさに娘と同時に息を呑んだ。園内をブラブラ歩きながらあちらこちらの建物を外からあるいは中から眺める。宇治山田郵便局で娘の生まれた日付(昭和63年某月某日)の朝日新聞一面を自動販売機にて購入したら、トップ記事は「海外旅行は安・近・短で」というものだった。紅葉が美しく、ルートの所々からは入鹿池を眺めることができる。名古屋コーチンの親子丼の昼食。村の中ほどより蒸気機関車に乗って北のゲートにもどる。機関車は明治時代に新橋横須賀間を実際に走っていたものとのこと。転車台で方向転換する様子も見ることができた。

栄に戻って車を返却。名古屋駅へ。高島屋デパ地下であれこれ買い込むつもりがすごい人混みで撤退を余儀なくされる。駅売店で味噌カツ弁当その他購入。6:30新大阪着。家には入らずすぐに車でようすけを迎えに行く。動物病院は受診の患者さんで混んでいて、待っている間に入院室をのぞくと、向こうの方にようすけのケージが見えた。ようすけもすぐにこちらに気が付いて、「よーちゃん!」を連発していた。あれこれ娘と語り合いながら夕食。