■

補習で学校にでかけた娘と梅田で待ち合わせて、NU chayamachiへ。お目当ては香港デザートで有名な糖朝。食事は軽めにしておいて、いよいよお楽しみのデザート。娘はマンゴープリン、私はフルーツ入りココナッツミルク。娘はいろいろなお店のマンゴープリンを食べ尽くすことをライフワークとしていて、どこにいってもマンゴープリンという熱の入れようなのである。実際のところ、マンゴーの収穫期はおわっていると思うのじゃが。ココナッツミルクはよく冷えていて絶妙に甘く、小さく刻まれた果物が酸味のアクセントとなって、そして粒の小さなタピオカがつるつると美味しい。ここの名物は木桶に入った豆腐花、あるいは仙草ゼリーなんだろうけども。またチャンスがあったら試してみたい。

娘が楽しみにしていたタワーレコードや雑貨・インテリアショップなどをぶらぶらのぞく。お昼が軽めだったので小腹が減ってしまい、帰りに少し回り道してロイヤルホストでおやつ。娘はぶどうのシャーベットやらなんやらのパフェ、私はMr.ディモズ直伝というパンケーキ。薄目に焼き上げてあるのにたっぷりとメープルシロップをかけてパクッ。シロップがジュワッ。おいしー。

ロイヤルホストで遭遇したこと。幼稚園児くらいの子どもをつれたお母さんの集団。最強やね、このひとたち。いつからロイヤルホストは彼女たちのリビングルームになったんだ？　子ども達は好き勝手にフロアを歩き回る。「ママー！ コーラ！コーラ！」と大声で命じる。勝手にレジ横のおもちゃを持ってくる。どの母子もてんやわんやで注文もままならない。アルバイトであろうか、ウエイトレスの女の子が辛抱強くオーダーを取ってまわっていたのには頭が下がった。なにも子連れでファミリーレストランに行ってはいけない、と言いたいのではない。不思議なのは、なぜにそうも集団でいたいのか？　集団でおしゃべりするのに、なぜにファミリーレストランでなければならないのか？　この日はうららかな晴れ。近くには公園もある。そこじゃだめなの？　子ども達が食べ始めてようやくその集団は静かになった。私たちはそこで席を立ったから、そのあとどうなったか知るよしもないが、食べ終わったらまた店を歩き回る、ぐずる、それを叱るお母さん達の怒声が響き渡る、そういう状況が目に浮かぶようであった。

結婚前、母はあまり料理を私にさせなかった。どうせ結婚したらイヤでもしないといけないのだし、そうすれば自然と覚えるだろうから、という考えだったようだ。それであまり困らなかったので、娘には積極的には料理を教えていないのだけれど、先日高校で調理実習があってそれが楽しかったらしく、じゃあ今晩一緒にカレーを作ろうということになった。というわけで、夕方より、一緒にカレー作り。うちは圧力鍋を使うので、普通の鍋で作る場合も説明しておく。火を通している間にサラダ。レタスは手で適当な大きさにちぎってと言うと、本当に適当にだったので、やっぱり自分の娘だなあと思った。いつもと同じように作ったのに、なんかいつもより美味しくできた。不思議だ。