よしなしごと

よしなし‐ごと【由無事・由無言】つまらないこと。益のないこと。たわいもないこと。とりとめもないこと。

すっかり朝夕寒くなった。昨日下書きしたメールを読み直してから送信。さてはてどんな反応があることやら。「基準に準じる」というのは正しい言い回しかどうか、ずいぶん悩んだ。「馬から落馬する」と同類なんだろうか。

仕事帰りにスーパーに寄ったら、池田産の栗が出ていた。小粒だったけど、晩ご飯のあとで茹でてみたら、ほくほくなのにねっとりしていて、甘みもしっかりあって、今シーズン買った栗の中で一番美味しかった。ようすけはデザートのピオーネを食べた後だったけど、これは食べさせなくては!とほんのりあったかいのを半分に切ってやったら、文句も言わずに(?)黙々と食べていた。北摂や豊能、京都の北部からの山の果物はほんとうに美味しい。これからは柿かなあ。まだまだ楽しみは続く。

晩ご飯に、この間産経新聞の家庭欄で紹介されていた、豚肉と大根の味噌煮込みを作ってみた。記事ではバラ肉かたまりが使ってあったけど、その方が美味しいのはわかってるんだけど、油がコワイので、カレー用のぶつ切りにしたので、あとはこんにゃく、大根、を鯖の味噌煮の味付けで、最後にゆで卵を加えて、こっくりと煮付けた。食べる時にネギを刻んだのをたっぷりと七味唐辛子を振って。これがまあ、予想以上に美味しかった。きっと夫も気に入ってくれると思うので、次に帰阪した時にたっぷり作ろうと決心する。お肉は鶏の手羽でもよさそうだな。ゆで卵はたくさん、黄身の周りが青くなるくらいにしっかり煮込んでみよう。ちなみに産経新聞は、購読しているのではなく、職場の郵便受けになぜか毎朝投入されているもの。

味噌煮を作っている時に、圧力鍋にどうもちゃんと圧がかかっていないようなので悩む。火を止めるとすぐにピンが下がってしまうのだ。もうずいぶん長く使っているので、パッキンが劣化しているのか、鍋自体がもう限界なのか…と様子を見ていると、急に隙間から蒸気が噴き出して右手首をやけどしてしまった。おかげで、蓋のダイアルやなんかが付けてある部品のネジがゆるんでいたことがわかった。ネジを締め付けたらちゃんと元通りになった。圧力鍋がないと料理ができない(!?)くらいに頼っているので、この鍋がダメになっちゃうと困るのだ。なんといっても長時間かかる料理が短時間で仕上がるのが助かる。それ以上に魅力なのは安くて固いお肉が圧力をかければとろとろほろほろのごちそうに変身すること。今日の料理なんてまったく圧力鍋向きなんだよね。うん。

晩ご飯はほかに、鯵の開きの焼いたの、キャベツとキュウリの浅漬け(細切りのカツ節を少々乗せる)。