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科研費申請書の学内締切が迫って、そっちも気になるし、娘の衣装の事も気になるし、他にも心配事がいくつか。うーむ。そんな状況でまことに心苦しかったのだが、30分ほど早く帰宅させてもらう。今日は娘のお友だちが自分の分の衣装づくりにやってくることになっているのだ。しかも夜は夫が帰阪の予定。急いで買い物して家に戻る。

ギャザーを寄せてまち針を打つところまでやるように言っておいたら、ちゃんとそこまでやってあった。さっそくミシンをかけてやる。同じようにして、もう1段のギャザーを寄せるのや、裾とウエストの三つ折りなどの手作業は娘たちにやらせ、ミシンと仕上げのアイロンを私がやるというふうに段取りよく作業して、案外短時間で仕上げることできた。ただの布だったのがスカートの形になると、やっぱりうれしいらしい。自分の体にあててみてにこにこしている。礼儀正しい子で、きちんとお礼を言ってくれるのがこちらもうれしいし、こんなにいい子が娘のお友だちなのもうれしかった。

さて次はタンクトップタイプのブラウス。まずは娘の分から仮縫い。娘の体にあわせてみると、型紙がちゃんとできていたようで、なかなかにフィットしている。ダーツがかなり深かったので、こんなに細くして大丈夫かな？でもまあきつければ浅めに縫えばいいやと思っていたら、予想以上に娘のボディがほっそりとしているのにびっくり。うらやましいー。私も昔はあのくらい細かったのにな…。

夕飯を終えて、ようすけとしばし遊んでから、ふたたびタンクトップの仕上げ。あれこれ考えていた割には簡単にできた。見返りに接着芯を張る必要もないし、太めの肩ひもも端を細く三つ折りにするだけでOK。なんといっても、当日の演技は3分間っていうのが気持ちを楽にしてくれる。少々縫い目が不揃いでも見える訳じゃないし・・・と思いつつやっぱりちゃんとしたのを作ってやろうと思う。たった3分間のためになんでこんな苦労をしているんだぁ？とちょっぴり思ってしまうけれどね。

そうこうするうちに夫が帰宅。2度目の晩ご飯の支度。しゃべったりテレビを見たりしていたらあっという間に12時を回ってしまったので、あわてて就寝。

晩ご飯は餃子、白菜と春雨の中華風スープ。夫は別メニュー。