よしなしごと

よしなし‐ごと【由無事・由無言】つまらないこと。益のないこと。たわいもないこと。とりとめもないこと。

6時頃娘が学校へ出掛けるのを、布団の中で知る。今朝も早朝練習をして、通常の授業が1時間だけあって、そのあとまた練習なのだそうだ。

布団の中の母は、7時に目が覚め、8時に目が覚め、次は8時半で、9時にようやく起きた。その間いろんな夢を次々に見たようなのだけど、あまり内容は覚えていない。

ようすけ、水浴び。いつもなら「しゃわしゃわするよ〜」と声をかけると、ぶるっと体を震わせて準備オッケー!っていう感じになるんだけど、今朝は一向にその気にならないらしく、遊んで逃げ回ってばかりいる。仕方がないので先にケージの水洗いを。ようすけは肩でその様子をじっと見ていた。あまりにもじっとしているので、ようすけの足の暖かいので肩がぽかぽかとしてきた。2度3度と風呂場と部屋を行き来して、それでも水浴びの体勢にならないので、明日にしとこかとちらと思ったけど、4度目くらいに「仕方ないか…」としぶしぶ応じてくれたので、いつもより短めにシャワーをかけてやる。浴びればさっぱりした様子。そのあと、ケージを拭いていると、テーブルの上に置いてあった食べかけのパン、サツマイモの角切りが乗っかってるののひとかけらをちゃっかりつまみ食いしていたのがかわいかった。そして、水浴びを頑張ったごほうびにピーナッツをいつもより1つ多くもらえたのだった。

午後からは小さい鳥さん達もケージの掃除&水浴び。あとはぽちぽちとおでんの仕込み(明日の晩ご飯♪)をしながらネットを徘徊。どうしてだろう、この頃、まるで何かに追われているかのように旅に出たいと思うようになった。以前はすてきな場所を見つけると、行ってみたいなあ、いつかは行けるかなあくらいにしか思わなかったのに、この頃はそれはどこにあるのか?交通手段は?もし行くとしたら他にはどういうところを回ろうか?などと、具体的に考えてしまう。まるで旅行の計画をたてているかのように。これって現実逃避なのかしらん。

夕方、寝ころんで、おおのきよみさんの『東京手絵旅記』と平澤まりこさんの『京都ご案内手帖』を交互に読む。東京に京都。ますます旅心がつのるのだけど、本を眺めていると旅に出ているような気分になれる、それだけでもなぐさめられる。

おおのさんの東京案内は新宿から始まるのがおもしろい。私なら巻頭には銀座なんだけどな。台湾の人には新宿の方が人気なのかも知れない。本文は台湾語だけど、辞書なしの拾い読みでもなんとなく意味がわかる。「私がこの周辺で一番よく行くのは新宿高島屋です。なかでも私の一番のお薦めは2階にあるヘアアクセサリーのお店「complex biz」。手作りで精巧にできているから、値段は少々お高いですが、使ってみるとそのすばらしさがわかります」とか、「Southern Terraceはクリスマスのイルミネーションで有名なスポットです。」とか。でも、やっぱり半分くらいはわからないので、読めるようになりたい。でも繁体字でいくのか簡体字でいくのか…。

銀座は和光のビルのイラストで始まって、紹介されているのは、銀座的和菓子に虎屋菓寮、鶴屋吉信、塩瀬總本家、銀座鹿之子、銀座的洋菓子にキルフェボンアンリシャルパンティエ(これは芦屋なのに!)、デパ地下のスイートなど。

晩ご飯は、ウインナー炒め(夫のゴルフの手土産でいただいた六合ハムのもの、美味)にレタスの千切ったのを添えて、ポテトサラダ、コーンスープ。