よしなしごと

よしなし‐ごと【由無事・由無言】つまらないこと。益のないこと。たわいもないこと。とりとめもないこと。

夫は朝一番の東京行きで赴任先に出掛けていった。夫が家を出る時私はまだ布団の中にいて、じゃあ行ってくるねと言われてようやっと起きあがって玄関に見送りに出た。別れる時、いつも伝えたいことがいっぱいあるのに言うことができない。見送った後、あれも言いたかったこれも言いたかったと思って後悔してばかりだ。

「小浜に連れて行ってくれてありがとう。沢山運転してくれて。次は9月に行くからね。食べるものに気をつけて。飲み過ぎないで。そういえば辛いカレーを作ろうと思ってルーを買っておいたのに、作る機会がなかったわ。また作るからね。」こういうのって、口に出さなくても伝わってるんだろうか。

職場に向かう道はガラガラ。大学もお盆休みモード。大会でもあるのか、長い弓を持った袴姿の学生があちこちで歩いていた。キャンパスのどこかに弓道場があるのね。どこにあるのかな、一度も行ったことがない。弓道場どころか・・・医学部以外はほとんど行ったことがないな。

帰りがけ、ここで書いた学部生来る。留年が正式決定した模様。ボス、本人の前では、「学部長名で再追試のお願いの文書行っているから、きっと大丈夫だよ」と励ましていたのだが。あとでこっそり聞くと多分無理という見通しだったので、やっぱり、という感じ。本人さすがにがっかりしてはいたが、はっきり決まってすっきりした表情をしていた。それでも「親に申し訳ない」というのと、「同じ学年の仲間と一緒に卒業できないのが残念」と何度も言っていた。ボスは「追試は1回と決まっていることは本人も知っていたのだし、他の仲間はちゃんと努力をして試験をクリアーしたわけだから、努力しなかった本人が悪い」ということと、「1年留年しただけのこと。退学になるわけでもなし、医者になれないわけでもない」という意見。

夫が魯肉飯を食べたいというので、本格的台湾料理を出す店を探した。2店ほど候補を見つける。そのうち娘と試食(?)に行ってみよう。

買い物をして自宅駐車場に戻ってきたら、切り返しに必要なスペースに愛媛ナンバーの車が止まっていた。転勤してきたヒトの車だろう。外来者の駐車スペースは一応あるのだが、引っ越してきたばかりではわからないのは無理もない。それは大目に見よう。だとしても、そこにとめたら少なくとも4台の車の出入りができないのは運転するヒトなら一目瞭然。それなのに、そこにとめちゃう意味がわからない。4回切り返して駐車。こんなことでわざわざ転入者と口をきくのもイヤだからなんとか駐車できてよかった。くろでか号だったら絶対に入らなかったな。(※21:30追記 無遠慮な車、ようやく通行の妨げにならない場所に移動した。明日の朝まで居座られたら困るなあと思っていたのでとりあえずホッ。)

晩ご飯は、残りご飯でチキンライス。ワンプレートでトマト、生野菜サラダ、海老カツを盛り合わせる。娘が「あ〜〜〜家で食べる晩ご飯も美味しいなあ」としみじみ言ってくれるので、しみじみうれしかった。

ようすけ、「小鳥の歌」の練習中。歌い始めの「小鳥はとっても歌が好き♪」の部分の「小鳥は」の部分は音程もばっちり。あと後半の「ぴぴぴぴぴ、ちちちちち、ぴちくりちー」の部分は声を合わせて歌えるようになった。すごい進歩だ。ようすけ一人で歌っている時は、早く「ぴちくりちー」の部分にいきたいらしく、「ちちちちち」を省略しちゃうのも面白い。時々「ぽっぽっぽー」と「はとぽっぽ」の出だしを思い出したように歌っているのも面白い(ずいぶん昔に教えたもの)。

この間運転している時に夫に注意されたこと。忘れないうちに書いておく。

  • 大きなトラックの後ろを走る時は十分に車間距離を取る。詰めると前がどういう状況かわからないから。
  • 車線の右に寄りすぎている。自分ではそうは思わなかったんだけど。これ言われた後、自分の車がちゃんと真ん中を走っているかそればっかり気になってすごく疲れた。夫は自分が真ん中にいるつもりでと言うけれど、夫の運転はいつも左に寄っていると感じていたので、それは私は違うと思う。一番簡単なのは、前の車に付いていく気持ちで走る、というの。もちろん前の車がちゃんと真ん中を走ってくれていることが前提だけど。