よしなしごと

よしなし‐ごと【由無事・由無言】つまらないこと。益のないこと。たわいもないこと。とりとめもないこと。

若狭方面ににドライブに行く。6時起床、7時出発。中国道西行きはすでに大渋滞。三田まで一般道、三田西から舞鶴若狭道で終点、小浜西まで。空は牛乳を水で薄めたような薄曇り、山々にもうっすらと霧がかかる。福井県に入る頃より激しい雨。トンネルを抜けるたびに激しい雨足がフロントガラスを叩く。その音にたびたびびっくりしつつ。小浜に到着。蘇洞門めぐりは雨のため運行見送りになっていた。さきに三方のほうに行ってみようと夫が言うので、三方五湖めぐりにゆく。雨、少しずつ弱くなって、三方に着く頃には晴れ間がのぞくようになった。山から流れ降りてくる濁流のため、あちらこちらで道路が冠水。通行止め、土砂が道をふさいでいるところもあった。レインボーラインの一番高い休憩所にて。霧のため下界があまりよく見えない。それでも入り組んだ入江がとてもきれいなのがわかる。

レインボーライン出口から少し走ったところで昼食。焼魚定食。ホンモノの焼魚とはこういうもんだっ!まいったか!というくらいすばらしかった。ふたりで無口になってひたすら食べる。魚は小鯛、鰆、栄螺の壺焼き。それに魚のみそ汁、もずく酢、ごはん、香の物、冷やしそうめん(これが炊き合わせかなにかだったらなおよかった)。

小浜に戻って15:00からの蘇洞門めぐり(遊覧船)に乗る。ひとつひとつの造作も面白いけれど、切り立った崖ぜんたいの景観もすばらしかった。下船して夕食用に海産物をいろいろと買い求める。伊勢屋でくずまんじゅうのおやつ。

再び三方に戻って、温泉につかる。まだ新しいみたいで、とてもきれい。少しぬるめのお湯で長く使っていられる。熱いお湯は嫌いなのでよかった。露天風呂にも入って気持ちいい〜〜〜。潮風に吹かれてへたった体がしゃっきりとする。

戻りは、敦賀まで出て、北陸道経由名神にて。8時半帰宅。小浜−三方間を余分に1往復したので、スルーした観光地もあったけど、天気のせいなので仕方なかったな。首筋に日光が照りつけちりちりするのを感じながら、浜辺で足だけ海につかる…っていうのをイメージしてたんだけど、それができなかったのは残念。でも潮風には十分あたったので、塩分補給はできたと思う。結局400kmほどを1日で走ったことになる。うち自分の運転は黒丸PA八日市あたり)から京滋バイパス経由で自宅まで80kmほど。

晩ご飯は、小浜で買い求めた、連子鯛の一夜干し、小鯛のささ漬け、棒鯖寿司で簡単に。なにもかもが美味しい。今日は魚ばかりをたくさん食べたので、明日目が覚めたらうろこが生え始めてるかも…と思いながら眠りについた。<行ったところ>