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旅先では必ず本屋さんに行くようにしています。上海では上海書城、台北では誠品書店だけど、香港では?
出発前に調べる余裕がなかったんだけど、ハーバーシティ(海港城)をうろうろしているときにようやく見つけました。その名も「Page One」。シティースーパーのすぐ隣で、入り口は狭くて英語の本がほとんど。ウナギの寝床みたいに奥がず〜っと深く、突き当たりの一番奥に中国語の本をようやく見つけました。
で、今回の収穫本はこちら。
左:『精緻手作蛋{米羔}』=四季をテーマにした洋菓子のレシピ本。ムースケーキからタルト、ゼリーなど、手の込んだお菓子がいろいろ。著者は香港で人気クッキングスタジオを主宰しているらしいけど、藤野真紀子さんや加藤千恵さんなどの本に比べると、デザインがどことなくダサい…。そのあか抜けない雰囲気が逆に面白くて購入。
中:『中式甜品』=中華スイーツのレシピ本。糖朝や許留山で食べられるメニューなども載っていて、興味津々。なかでも「糖水」=甘いスープの種類の豊富さにびっくり。こういうのが日本でももっと手軽に食べられたらなあ。
右:『街頭小吃』=街角で売られているようなスナックのレシピ本。スイーツだけでなく、軽食もあり、また中式だけでなく、「異郷小吃」の章で、お好み焼き、ピザ、ハンバーガーなどが取り上げられているのが面白い。
以上、すべて英文もついています。
ちなみにこの本屋さんは香港ピープル向けではないかもしれない。そもそも隣のシティースーパーの取扱商品は、外国製品と日本製品ばかり、ここはいかりスーパーか?成城石井か?って感じでしたもん。香港市民が普通に通う本屋さんってどこにあったんだろう?