よしなしごと

よしなし‐ごと【由無事・由無言】つまらないこと。益のないこと。たわいもないこと。とりとめもないこと。

しろちび号の12ヶ月点検を受けてきた。車は先日のリコールで部品を取り替えた以外、すこぶる順調。走行距離は丸2年で16,000kmほど。通勤に使っているとはいえ近所を走り回っているだけだから、こんなものでしょう。

この車に乗ることになったとき、実は不満たらたらだった。世間一般でいうところの「奥様のセカンドカー」に乗る立場になることを素直に受け入れることができなかったのだ。なんでワタシがちっさいほうの車なの? 実際に納車されてもなお、車内の狭さに、アクセルの軽さにぶつぶつ文句言ったっけ。

それもつかの間。30分も運転した頃には、あれ?なんだか運転しやすいぞ? 軽々走るじゃん、くるくる曲がるよ、きゅっと止まるよ、あれ、いま、切り返しなしで駐車場入っちゃったよ、、、とまあついさっきまで不平たらたらだったヒトがころっとこの車を気に入ってしまったんである。

あれから2年、今ではすっかり一心同体のように、こちらの気持ち通りに走ってくれている。近所を運転するには何の問題もないし、家族3人で乗っても軽々と走ってくれる。何より気に入っているのは、きびきび走りたいときにはちょっと踏み込めばそれなりに反応してくれるところ。小さい車ながらもとっても頼もしい元気くんなのだ。テツは(自分は大きめの車に乗っているから)、「おもちゃみたいな車だな〜」とからかうけれど。