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Shuさんが買ってきたカレーパウダーは、これ(右)ではないかと。
このカレー粉は実家の母が使っていて、これが一番香りがよくて美味しいと教えてくれたもの。結婚後同じ物を買い求めて、それ以来、ずっと使い続けている我が家の必需品。母の頃から数えると、30年というのはオーバーかもしれないけれど、相当のロングセラーじゃないかしら。
我が家のカレーパウダーの使い方は、ピラフやスープだけでなく、肉や魚を揚げたりソテーにするのに、ほんの少しカレーの風味を付けたいとき、と、いろいろなんだけど、一番気に入っているのは、カレー(カレーライスのカレーね)を作るときにたまねぎとお肉を炒めて、ほぼ火が通ったところで、ティースプーン1杯ほどのカレーパウダーを入れて炒めつけるの。こうすると、スパイスの混じり合った複雑で豊かな香りが立って、より美味しいカレーに仕上がる気がするのだ。おまじないのようなものかもしれないけれど。
左はギャバンのガラムマサラで、気分によってはこちらの方を使うこともあるけれど、炊飯器でたっぷり作る「炊きカレーピラフ」の時だけは、このインディアン・カレーパウダーじゃないと、味が決まらないのだ。
そんな風にずいぶん長くおつきあいしてきたカレーパウダーだけど、
「パッケージにネイティブアメリカンの絵が描いてあるんですが、それは何か違うんではないかい。」
っていうShuさんのつぶやきには思わず笑っちゃった! 私には風景の一部になりすぎてて、一度も疑問に思ったことなかったけど、しみじみラベルを見ると、本当にインディアンだった! しかも怖そう!! たしかになんでインディアン? でも、ずーっとこのデザインでいてほしいです。