よしなしごと

よしなし‐ごと【由無事・由無言】つまらないこと。益のないこと。たわいもないこと。とりとめもないこと。

ようすけが体調を崩して以来、何をしていてもようすけのことが気にかかる日々を過ごしていたのだけれど、ようやく体調も精神的な関係ももう大丈夫と思えるようになったことに加え、今夜はちょっとしたうれしい言葉を聞けたこともあって、なんだか急に目の前が明るくなった気分。その単純さに我ながらあきれちゃうけど、思い思われ、同じものを同じように感じているヒトがいることの幸せを独り占めにしている。いいよね、今夜くらいは。アクアは私の料理を美味しいと言ってくれるし、ようすけは息のあった合いの手を入れてくれるし、テツは…むにゃむにゃむにゃ………。今年のクリスマスを家族揃って過ごせないのはなんとも物足りなく寂しく感じていたのだけれど、そんなこと、もうどうでもよくなっちゃった。

テツの「くろでか号」は入院ちゅう。ちょっとキズの付いたところを修理してもらうだけと思いきや、全塗装、窓のガラスも取り替え、らしい。車の色が黒だからたしかにキズは目に付くのだけど、3年目の車にそんなに手を入れてどうすんねん!とつっこみを入れたくもなる。テツ的にはテツなりの「くろでか号」に対する愛の証らしいのだけど、実際はモデルチェンジしたばかりの「くろでか号」が欲しくてたまらないらしいのはとっくにお見通し。その車が実際にショウルームに並ぶようになり、テレビCMにも登場し(またこのCMやキャッチコピーがテツのツボ押しまくりだったのだ)、見込みの6倍も予約が入っているとあっては、数年は我慢しなくちゃならない状況はあまりにも酷かもしれないと同情はするのだけれども。