よしなしごと

よしなし‐ごと【由無事・由無言】つまらないこと。益のないこと。たわいもないこと。とりとめもないこと。

厳重に管理しなければならないある”ブツ”が某所から見つかり、それがあるはずのない”ブツ”だったから、さあたいへん。しかもそのことが報道機関の知るところとなり、担当官があわてて教室に駆け込んできた。よく調べてみれば、ボスはその”ブツ”を管理する委員会の長。本人はもう一つ上に親分がいると思っていたら実際は自分が一番の親分で、この件に関して大学の一番エライ人に説明しなければならない立場だったことが判明したのであった。とはいえその”ブツ”、昭和3○年のモノ、しかも、当時これを所有していたヒトはすでに所在不明、また”ブツ”は危険な状態でもなく、管理区域に置いてあったのがせめてもの救い。もし報道機関がから電話があったら自分に回すようにと、また、今日一日動きがなければニュースになることもないだろう、とのこと。幸い電話もなく、このあたりでは高速道路上での発砲という大きな事件が起きているので、これ以上大きな問題にならなさそう。

某ドクターの第2子はまだ生まれない。奥様が陣痛促進剤の使用を拒否しているそうで(そういう希望に添ってくれる産院らしい)、赤ちゃんもお母さんのお腹の中が居心地がいいのであろう。このパパドクター、黄信号の時、止まるか突き抜けるか一度も迷ったことがないという、即決即断のヒト。待ちくたびれてどうでもよくなってきたと言っていた。女の子らしいけれど、生まれる前からお父さんを翻弄するなんて、なかなかやるなあ。

学部生6名、午後よりやってくる。とりあえず、すっごい問題児はいなさそう。うち3人は放って放っておいても大丈夫、1人はかなりお尻を叩かなければならなさそう(目が死んでた)、2人はまだちょっとよくわからない。ほんの少し話をしただけだけど、6人もを一度に相手するのの疲れること、疲れること。たった6人でもまとまらない、というか、収拾がつかないというか。明日からは分野別に3人ずつの行動になるようなので、少しは楽になるかな・・・。3人は名前覚えた。明日は残りの3人の名前を覚えるのが課題。

宅配便来る。立派な葡萄(ピオーネ)と洋梨(オーロラ)。ちょうど果物の在庫がゼロに近づきつつあった時だったので、とびきりうれしい。しかもこの洋梨、かなり美味しいのだ。

晩ご飯は、鶏のトマトソース煮の翌日のお楽しみのパスタとポテトのチーズ焼き。デザートにさっそく洋梨をいただく。果汁はたっぷり果肉はねっとりと柔らかく、甘みも強くて、期待通りの美味しさに娘とうっとり。当分は食後の楽しみがあってうれしい。