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アクアの入学式だったのです。夫婦で出席してきました。

入学式の前日、キャンパスも見学。

キャンパス内には小さな池がありました。カルガモが2羽、のんび〜りくつろいでいました。人間が来ると、つつ〜っと寄ってくるのです。んで、何もあげないでいると、つつ〜っと離れていってしまう。いつも餌をもらっているんでしょうね。

東京滞在最後の日にほんのちょっと自由時間がありました。渋谷のVIRONにて「VIRONの朝食」を。

評判の「バゲットレトロドール」は、パリの製粉会社VIRONのレトロドールという粉を使ったフランスパン。皮は分厚く固く、中身はもっちりとした食感。皮は薄くてぱりっと中身はふわふわの日本のフランスパンとは全然違う。でもこれがレトロドールという粉の特徴なんだなあと妙に納得。舟田詠子著『パンの文化史 (朝日選書 (592))』で、フランスパンは、それ自体の美味しさを追求して生まれたものではなく、グルテンが少ない粉でいかにふっくらと焼き上げるかという涙ぐましいまでの工夫の末に生まれたものだということを知り「目からウロコ」だったんだけど、このパンはまさにそういった食感。フランスパンを作るときは「あまり捏ねないようにする」とレシピ本に書いてあるけど、グルテンの少ないフランスの粉でなんとかふっくら焼く努力をするのと、グルテン豊富なカナダ産やアメリカ産の粉であまり捏ねずに作るパンは、同じフランスパンの形をしていても、全く違う種類のパンだとさえ思った。

代官山に移動して「イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ」へ。代官山というだけで、イメージは5割増しアップ。

すぐ近くに松の助N.Y.もあったけど、京都の本店に行けることもあろうとこちらは泣く泣く断念。全然お腹が空いていなかったので生ケーキ食べられなかった（泣）。家に帰ってから食べた焼き菓子ははさすが！評判通りの美味しさなのでした。